帰省

やっぱり18きっぷはきついな。途中まで調子良くても、終盤は辛い。
電車の中でパソコンしようと目論んでいたが、それも出来ず。ただ、本は読めたしiPhoneでメールは出来た。まぁ、移動はこんなもんか。新幹線で早く移動しても、到着して落ち着いた環境になるまでやりたいことは出来ないであろうと思うので。どちらにしろ、暑くて冷房環境に居たいし。(実家あまり冷房使わない)

途中駅で美味しいものを食べられるのは、やっぱり良い。
うん、やっぱり18きっぷ良いわ。(美味しいものを思い出している。)
夜暗くなってくると、少し寂しい。準備ができれば、朝もうしこし早く出て、早めに着きたいな。
とにかく、今眠い。明日も18きっぷでお出かけだ。

引っ越し!

引っ越しをした。この暑いなか。

引っ越し準備は、ひとりで、迷い、選び、決め、ゆずり、捨て、梱包し、運んだりした。
筋肉痛になった。筋肉がついた。
2週間くらいかかった。迷いに迷った。汗をかいた。
友達や家族に電話してわめいたり、同じ寮に住む後輩にわめいたりしていた。年甲斐もない。
ひとりでやるのは、実際大変だったが、ひとりでしっかりやるのが大人ってもんでしょ!という声がどこかから響いていた。
ひとりでも、しっかりと生きていきたい。助け合いながら。

無くても生きていけるものを、たくさん所有していた。
それらは、処分した。
ゴミになった。宇宙のほしくずになった。
その事実に愕然とし、そのプロセスでの感傷的な気もちを、今でもひきずっている。

いっぽうで、清々しい(すがすがしい)きもちにもなった。

もう、前を向いて、歩いていくしかないんだから!


引っ越し手順は、以下のように簡単なものだが、
●引っ越し手順●
0.引っ越し先決める
1.いらないものを捨てる★
2.段ボール箱を持ってくる
3.いるものを入れる
4.荷物を運ぶ
5.荷物を部屋に片付ける

★のいらないものを捨てるところで、それぞれのものへの思い出がよみがえり、いちいち手が止まった。
精神的には、いらないものなんか、無かった。
でも、手ぶらになって歩いたら、ラクだろうから。
なにも持ってなくても、元気で笑っていたい。
本が多かった。図書館で読めばいい。
勉強資料が多かった。大体わかってる。
服が多かった。そんなに着られない。
命さえあれば、大丈夫。

それでも、必要そうなものを選んで、ペットボトル飲料水の段ボール箱20箱くらいにつめこんで運んだ。
山田詠美のPAY DAY!の母親だったか、離婚して家を出ていく時、ものを持っていくか迷っていちいち悲嘆に暮れているうちに一日が終わるというような場面を思い出した。
リーデルのワイングラス4客を持っていくかどうか…母は迷い、娘はそれをうんざりしながら指摘する。

村上春樹スプートニクの恋人も思い出し、
女の子の引っ越しを男の子が手伝う、これも夕方の場面があったと思う。
ショートパンツを女の子は履いていて、男の子が彼女をいとおしく思うような場面だったのではないか…
とても切ない、場面だったと思う…夏の暑いさなかに読んだっけな。図書館から帰る坂道で、せつなくなったな…

以上のような、妄想読書も並行し、リアルな読書、あたらしい仕事へ向けての予習勉強、友達へのあいさつ、家族への相談、公的な手続き、あたらしい生活の構想(?!)、物の購入などもしてしまい、マイペースにてんやわんやであった。
体力的にも、精神的にも、力いっぱいだった。この夏に。図書館へ1.2km自転車を押して本を担ぎ、1日1往復連日通った日々は、きっと忘れられない。
最後には、力尽きて、専門書を寮に捨ててしまった。
服も、20Lの袋に約5袋捨てた。譲れたら良かったが…。フリマで買ったほとんどが300円。
CDも捨てた。iTunesに入っているから。

今や、全てのものが最後にはゴミになる、という目線で全てのモノを見ている。
だから、食べ物以外は、ようよう買わないようになったような気がする。
お金では買えない深い学びになった。
ひとに贈り物をするにしても、モノを差し上げても、もう要らないのかもしれない。
結局、写真もゴミになるし、記憶しか残らない。
だから、いい気持ちをひとと共有したいし、モノとして残せない よい場や経験や時間や思いを作って(つくるという言葉がふさわしいのかわからないが)、それがひとの記憶として残るといいな、と思う。
短期的には、モノとしてつくるとしても、そのプロセスで生じる思いや生じる場やエネルギーが最もつくりたいもの、届けたいものなんだと思う。
それが、「世界」ということなんだと思う。世界が立ちあがる。
この経験は、これからの仕事や人生にも活かしていきたい。

さらに、お金の精算や、インターネットサービスの整理なども行った。
最近巷で流行る「断捨離」は、これのことだろうか。
気持ちがすっきりとして、あたらしい生活へ向かうエネルギーが湧いてくる感じがする。
ひとりでまだ若いので、離れたいものから離れられるし、捨てたいものを捨てられるけれど、歳とってくると、そうはいかないのかもしれない。

これからも、変化を恐れず、大胆に(?)、あかるく、あるいていこう。

と書いていたら、よしもとばななさんも、引っ越しされたそうで、不思議とはげまされた!
http://www.yoshimotobanana.com/diary/

いきおいで綴る!

なりふり構わずやってみること。腹が座ってきた。
自分の足でどこまで歩いてきただろう。
自分の手をどれだけ汚してきただろう。
孤独、無知、迷いや不安、焦り、たくさん複雑に抱えて、言語化できないもやもや抱えて。
自分でやってみるしかわからないことがいっぱいある。

トラッシュ

すべてのモノは、やがてゴミになる。
わたしもいつかは、灰になる。
でも、真剣な気もちでつむいだ思い出は、関係性は、けっしてゴミ(トラッシュ)にならない。

今、ダンボール箱に囲まれ、寺田本家の五人娘を呑む。
荷物減らしを口実に。
平日、真夜中、23時半、そとは雨、ここは東京。監視してろよ、アメリカの情報局。

そう、わたしは、また旅に出るんだ。
リスクと裏腹の、 冒険に出掛けるんだよ。
こどものころ、冒険物語をどれだけ読んだろう。
ジム・ボタンの冒険、タンタンの冒険、モモ、はてしない物語、アーサーランサム、ドリトル先生、二分間の冒険、扉の向こうの物語、ホビットの冒険指輪物語、はなはなみんみ物語
「冒険に出るにはなにが必要?」母は弟に問うた。
わたしは横から母に耳打ちした。
「勇気」と。6歳くらいだったか。

ありがとう。
この言葉は、明日も生きるエネルギーを贈られた時にこそ、使われるにふさわしい。
エネルギーは、言葉によって運ばれた。
表現する言葉を持ってくれて、使ってくれて、ありがとう。
いっしょに目標に向かって、まっすぐに働いてくれたあなたには、ありがとう以外なにを言えばよかっただろう。

いろいろあった。
泣いたり、笑ったり、失ったり、与えられたり。
社会は、ヒトのむきだしのエゴでできているじゃない。わたしも、エゴをむき出しにしたの。
だから、ゴメンは要らない。全力でやるだけ。
醜いかもしれない、でもだからこそヒトは愛おしいかもしれない。
最後は、拍子抜けかもしれないけど、「ありがとう」でさよならした。

難しいこと言わずに、でも真剣に、人生をたのしもう。
やがて、灰になるとわかっていても、キラキラした灰となって、やがて大地のこやしになりたいんだ。

当り前じゃない

手続き、書類、制度、社会、世界。
いろいろなものに守られている。
いろいろなひとに守られている。

雨降りの梅雨をぬけて、季節は蒸し暑い初夏へとむかう。
わたしは東や西を行ったり来たり、ちいさな世界で悩んだり苦しんだりしながらも、
いろいろなひとと会って、話し、毎日あたらしい毎日をむかえている。

ようやく、あたらしい生活へむかうために必要なプロセスの全貌が見えてきた。
少しずつ、作業を進めていて、たくさんのひとを信頼し、協力してもらっている。
これは決して、当り前のことではない。
日々生きること、生活することは、当り前のことではない。
当り前だと思っていたことが、当り前じゃなかった。

毎日が旅だ。
毎日あたらしい発見がある。
毎日新しいことを知る。

わたしはまだまだ知らないことがたくさんあって、
いろいろなものを読んだり、
いろいろなところへ行き、
いろいろなひとと会い、
いろいろなことを知りたいな。
そして、いいものをつくりたい。
いいものをつくるために。

自分の心に不安があること、臆病であることも知る。
それを和らげる方法も知る。
信頼できるひとと関わることの大切さを実感する。

心あたたまるちいさなことを、たいせつに、ていねいに生きる。

「わたしのせいかつ」というプロジェクトは、まだまだこれからもつづく。

変身

自分が思って、動いて、ひとに会って、話して、ひとに動いてもらって、人間の世界ができる。
自然科学を中心に長年学んできたわたしにとって、人間の世界はまだまだ未知の世界だ。
自信を持つには勇気が要る。
自信を持ち続けるには、勇気が要る。
思いに自信を持つことからはじまり、それが行動をドライブする。
人間の世界を社会と言いきるのは、しっくりこない。

環境が変わるからか、地に足がつかない。
集中してものごとに取り組めていない。

旅。

と思って、しばらく翻弄される余裕を、ゆとりを、気楽でのん気な心を持てたら。
脱皮とか変身とか状態変化とかそんな段階なんでしょう。
何周か気もちがぐるぐるして、ようやく整ってくるのでしょう。
まずは、生活、整えましょう。

不穏なイントロではじまる

不穏なイントロではじまる。
のびやかな声は、等身大の女の子だ。
自分だけでなくて、老若男女の幸せを。
個人的な、日常生活の、ちいさなひとこまを。
だれもまねのできない強い強度で、精度できりとって、みんなのものにする。
ポップの力とロックの力を信じる。なにより、音楽の力を信じる。
チャットモンチーWikipediaで調べたら、そう書いてあった。