当り前じゃない

手続き、書類、制度、社会、世界。
いろいろなものに守られている。
いろいろなひとに守られている。

雨降りの梅雨をぬけて、季節は蒸し暑い初夏へとむかう。
わたしは東や西を行ったり来たり、ちいさな世界で悩んだり苦しんだりしながらも、
いろいろなひとと会って、話し、毎日あたらしい毎日をむかえている。

ようやく、あたらしい生活へむかうために必要なプロセスの全貌が見えてきた。
少しずつ、作業を進めていて、たくさんのひとを信頼し、協力してもらっている。
これは決して、当り前のことではない。
日々生きること、生活することは、当り前のことではない。
当り前だと思っていたことが、当り前じゃなかった。

毎日が旅だ。
毎日あたらしい発見がある。
毎日新しいことを知る。

わたしはまだまだ知らないことがたくさんあって、
いろいろなものを読んだり、
いろいろなところへ行き、
いろいろなひとと会い、
いろいろなことを知りたいな。
そして、いいものをつくりたい。
いいものをつくるために。

自分の心に不安があること、臆病であることも知る。
それを和らげる方法も知る。
信頼できるひとと関わることの大切さを実感する。

心あたたまるちいさなことを、たいせつに、ていねいに生きる。

「わたしのせいかつ」というプロジェクトは、まだまだこれからもつづく。