節約のカリスマ・若松美穂の お金をかけない暮らしハッピー・テク

節約のカリスマ・若松美穂の お金をかけない暮らしハッピーテク

節約のカリスマ・若松美穂の お金をかけない暮らしハッピーテク

わたしは主婦でもないし、子供もいないし、でも節約をしたいと思っているのでこの本を手に取った。本書には節約の細かい術はたくさん書かれていないが、後半の著者のエッセイが良く、あろうことか共感してしまった。主婦でもないのに。家にいることの孤独感、悩みながらの子育て、夫との家族とのあり方などの恐らく多くの人が直面する問題に対し、簡単に解を示すのではなく、著者の気を付けていることを丁寧に描いており、読みふけってしまった。上から目線で解決策を提示するのでなく、一緒に考えて取り組んでいこうという姿勢がリアルで信頼できる。

特に印象に残った文章・アイディア
「見た目がスッキリきれいだと気分が良くて、つい何度もあけて見るので、ますますきれいにしようと思えます。家も自分の体と同じで、内側からきれいにしておくと気分良く過ごせます。」

「毎日気をつけていること
子どもが眠りにつく時安心して目を閉じられるようにすること
嫌なことがあっても一日を終える時にはスッキリした気持ちになって次の日に向かって欲しい
フォローが大事
突き放さずに 言い訳や謝れる雰囲気を作る」←これはわたしが子供の時親にして欲しかったことかも、と思い、心に残った。後輩などにはこういう風に接したい。