上京し、会社に入る

タイトル、「会社に生きる。」にしようかな、とも思ったのだが、そこまで入り込んでいないな、と考え直したので。
今晩は、いくぶん酔っ払いモードなので、軽く読み流してほしい。

会社に入ってから、3か月が経った。

環境の目まぐるしく変わるなかで、なにを、いかに印象に残すか、想う日々だ。
とり残してきた、さまざまなものを、想う日々でも、ある。

そんな中で、会社というものは、まだ自分の生活の全部ではなく、ほんの一部と思う。
今は、会社にまだどっぷり浸かっておらず、この巨大で伝統的なプラットフォームに乗っかって、「ほー」と眺めている程度だから。
だから、会社で会う人の印象も、「ビジネス上の付き合い」という、形式だけの見方ではなく、「人」として見ることが、まずまずできている。5段階で言うと、3くらいかな。

でも、だんだん、それが、できなくなってきている。

疲れてきていること、馴れてきていること、がその要因かも。


東京の街をゆく。
新宿では、なぜかティッシュをすごい勢いで渡される。
人々は、流れるように歩いている。みな、目的をもつようだ。
人に関心を持ったり、感情を持つことは、ここでは熱もなく血も流れない営みであるかのようだ。

なぜ、人が多い所で背伸びして生きている人のコアは、その輪郭だけでも見えないのかな。
人が多すぎて、思いやることが、アホらしいのかな。

そんな人々と自分を、なぜだか醒めた目で見ている。